コンサルタントボイス

ケーススタディみたいに、グループでエントリーすればいい

MBAバンク内の様々なプロジェクトで、ご活躍いただいている松田直樹さん。1人でチャレンジするのではなく、大学院時代の人脈などを有効活用しながら、積極的にプロジェクトに取り組まれておられます。今回は、そんな松田さんにお話を伺いました。

MBAバンクのクライアントボイス

プロフィール

 松田 直樹(まつだ・なおき)
 2015年グロービス経営大学院修了。
 得意分野は、経営戦略、マーケティング戦略。経営企画室長の経験を持ち、経営目線でのアドバイス、組織運営
 ノウハウにも対応。

加速するというよりは、「暇だからやろう」という感じ

―MBAバンクに登録したきっかけは?

最初の出会いは、グロービスのアントレプレナーズクラブ(1)のクラブ活動に参加した時です。MBAバンクのプレゼンを聞いて、率直に「面白い」と思いました。しかし、その頃はまだ忙しく、すぐに登録まではしませんでした。忙しさが一段落した頃、知り合いがフェイスブックでMBAバンクを紹介しているのを見かけました。そのときに思い出して登録したといった流れです。
(1)グロービスの最大のクラブ活動。「日本を代表する起業家を輩出し、相互支援を果たす」ことを目的とした、在校生・卒業生約900名(2014年8月現在)が在籍する。

―プロジェクトにエントリーしてみようと思われた理由をお聞かせください。

まず、プロジェクトの内容が単純に「面白そう」と思えるものだったからです。それから、大学院を卒業すると暇になるんです。大学院に在籍している頃は仕事との両立でかなり忙しかったのですが、卒業すると大学院に捧げていた時間が、丸々空くことになりますから。
私は、大学院を卒業した人は大体2種類のタイプに分かれると思っています。1人は、卒業したことに安心してしまい、2年くらい経過してから、「なんでMBAを取得したんだっけ…」と本来の目的を忘れてしまうタイプ。もう1人は、「MBAを取得したし、これからガンガン加速しようぜ!」というタイプです。私の場合は、「加速しようぜ!」というよりは、「暇だからやろう」という、ゆるい感じですね。MBAバンクは、失敗するリスクが少なく、時間を有効に使えます。私はプレッシャーがないとサボってしまうタイプなので、適度なプレッシャーのある環境に身を置けるのはありがたいことだと思っています。

MBAバンクのクライアントボイス

テキストとは違う、身になる勉強

―エントリーの文面を考えるときに、心がけていることはありますか?

必ず、簡単な基礎調査をします。プロジェクト発注企業(以下、お客様)に対して、「こういう方向性で動いているから、現在これをやっているんですよね?」という仮説をぶつけるために、会社名でどんな事業を行っているかを調べて分析します。お客様に対して、「自分がわかっている」ということを大事にしています。もし仮説が外れていてもフィードバックを貰えれば、アジャストできる。仮説の提案を何度もできるのは、MBAバンクの魅力の1つでもありますね。

―複数プロジェクトに取り組む中で、ご自身に変化や発見はありましたか?

業界、調査内容など、アウトプットするものはバラバラなのですが、色々なプロジェクトに携わるうちに、ある一定のフォーマットがあることが感覚的にわかってきました。それから、エントリーする前にどれだけ分析しておくか、というような考え方も身につきました。以前、エントリーで落ちてしまった時に、選ばれなかった理由を伺う機会があったのですが、お客様が書かれた文面にはないポイントが決め手となっていたことを教えていただきました。お客様が本当に求めていることに対して仮説をたてることの難しさ、奥深さに気づくことができました。

―松田さんは、少し躊躇してしまうような、難しいプロジェクトにも挑戦されますよね。

抽象度の高いプロジェクトは、やりがいがあります。知的作業は作業に過ぎません。私は、作業をするのではなく、経営者が膝を打つような、気づきを与えるようなものをアウトプットしたいと常に考えています。MBAバンクでは、経営者が膝を打つというのをリアルに実感できると思います。またそういったプロジェクトは、お客様の経営全体を考えながら提案をするので、自分自身の幅も拡がると感じています。テキストとは違う、まさに身になる勉強です。

MBAバンクのクライアントボイス

ケーススタディみたいに、グループでエントリーすればいい

―卒業して暇になったといっても、やはりお仕事とMBAバンクの両立は大変ではないですか?

エントリーを通過さえすれば、あとは期日に間に合わせるだけなので、大学院と比べれば、両立自体はそこまで大変とは思わないです。ただ、あるプロジェクトで、ベンチマーク事例がどんなに探しても見つからなかった時は、本当に悩みました。「もうダメだ」と思いましたが、ヒントを拡げてみたら最終的には見つかり、それも良い経験になりました。

―登録はしてみるものの、エントリーまではなかなか…というMBA生もいらっしゃいます。

「ひとりでやろうとしなくていい」と思います。私の場合は、エントリーは1人でしていますが、実際のワークはパートナーと一緒に取り組んでいます。企業でもそうですが、1人でやれることは限られています。得意分野を伸ばすだけでなく、お金をいただきながら、チャレンジできる機会はそうないと思います。1人でエントリーするのは怖いな…という方は、グループのケーススタディだと思って、周囲の人を頼りながらチャレンジしてみると良いのではないでしょうか。